時に、子どもたちは、私たち大人がうらやましくなるくらい、心の底から楽しそうに歌ったり踊ったりします。そのヒミツはどこにあるのでしょうか?
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「子どもたちが身体全体で音楽を感じ、身体全体で表現しているからだ。」
リトミックの創始者ダルクローズはそんな風に考えたかもしれません。リトミックが着目するのは音楽と身体との関わりです。
むつみ幼稚園のリトミッククラスでは、子どもたちはピアノのメロディーやリズムにあわせてゆっくり歩いたり、おもいっきり走ったり、やさしく歌ったり、ボートをこいだり、カエルになったり、馬になったり、おばけになったりします。子どもたちは身体全体で音楽を聴き、身体全体で音楽を感じ、そして身体全体で表現するのです。
リトミックが大切にしていること。それは、身体を使った表現を通じて、音感やリズム感を身につけること。そして何よりも身体全体で音楽を楽しむことなのです。
- ・1クラス 30分
・メロディーやリズムにあわせて身体を動かす。
・走ったり、あるいたり、フープやボールやスカーフを使ったり。 - 講師:上埜あつみ 先生
リトミック指導者研究会 設立
日本ジャック=ダルクローズ協会 第2期、第3期 理事
大阪キリスト教短期大学 非常勤講師
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